数年前に書いた手紙。

夜、暑中見舞いを印刷する。
テストしようとプリント用紙を棚から下ろす。
その中に、数年前に書いた手紙が入っていて、つい、読んでしまう。
今と比べられないほど、たくさんの文章を書いている。
詩まで作ってたりして。

＊これから先、進んでも、僕の探しているものは、みつからないかもしれない。
＊それでも、さびてきた身体を気にしながら、少しずつ歩いていく。

どこかで読んだような文章だな（苦笑）。
でも、数年前の自分が、今の自分に向けて書いているようにも思えた。
ずっと立ち止まったままだと思っていたが、
ゆっくりでも、ほんの少しでも、今まで、自分は歩いてきたのだ。

…さて、プリント用紙、どうやって棚に戻そうかな。
取り出したら周りに積んでる物が崩れてしまった。